(ブックレビュー)
みなさん、歯は大事にされていますか。いつまでも歯の状態が良くて楽しく食べられることは生きがいにつながりますね。今回は歯医者さんが歯の健康の重要性について執筆された本をご紹介します。
秋山太一氏著『下町・葛飾の歯医者さんが語る、一生涯口から美味しく食べる秘訣』(Kindle版 2023年11月)
秋山氏は福島県で生まれ、故郷の会津を愛しながら、現在、東京都葛飾区金町で歯科クリニックを開業されています。その中で地域の方々の健康を見守りながら、よりよい治療を受けられるために書かれたのが本書です。歯の健康を守るために読み込んでみました。
1)何故歯医者にかかることが大事なのか
食べることを一生楽しむためというのが一番の理由でしょう。それ以外にも大事な理由があります。虫歯や歯周病などは口の中の不調は、体全体の不調につながり易いのです。
歯周病があるとそこから菌が全身にもまわり、脳卒中や認知症につながることがあります。そして歯の欠損などがあると、噛み合わせが体の動きに影響し、意外な不調につながることも多いのです。
2)一番お手軽にできる口腔ケアは
一番は定期的に歯医者に通い予防することです。
そのためには、自分の希望にあった良い歯医者を選ぶこと。
そして単純な治療費用の額だけでなく、今後どう生きたいか人生レベルで治療法を考えることが肝心です。
3)良い歯医者の見つけ方
では今後付き合うべき歯科医師をどうみつけるかが問題となります。
それにはまず何故歯科に通うのか、受診目的の明確化が大事です。
そして自宅の近所、通勤経路上など歯科医師を挙げ、リストアップします。
自分なりに順位づけし、気になる歯科でとりあえず歯のクリーニング予約します。
一旦、クリニックの様子、施術態度などを参考に、通うべきかどうか判断します。
(感想)
歯の健康が大事だということは認識していてもなかなか行けないのが歯医者かもしれませんね。でも本書で口腔内の健康が全身に影響することをあらためて学びました。これを機会に私も早速、歯科医師に歯の検診を予約したいと思います。美味しいものを食べながら、元気で長生きしたいですね。
(行動)
早速、しばらく通っていなかった歯科に検診を申し込みました。思った時にしなければなかなかできませんからね。